項 目 |
具体策 |
実施方法等 |
(1)児童の安心、
安全な生活の保障 |
@家庭的養護への取組み
A暴言・暴力の排除
B性教育の実施
C食育の充実
D交通教育の実施
E音楽療法の導入
F感染症防止対策の徹底
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・できるだけ家庭的な環境で養育することを目指
し、児童が生活感と温かみを実感できるホーム
運営とする。
・暴言・暴力の絶無に向けて職員・児童で徹底し
他者の権利を守ることの大切さを教える。
・ヒヤリ・ハット委員会を新設し、暴力や事故等
起こり得る事や起こった事を会議で発表し、
職員で共有する。
・施設全体の取組み及びグループ指導・個別指導
の充実により事故を未然に防止する。
・高年齢児童の性教育を実施する。
・調理実習及び調理職員と児童との食事を通じて
食育の充実をはかる。
・児童の成長過程に適応したメニューづくりを行
う。
・ホームdeクッキングにおいて、メニュー作り
買い出し等も行い、より活発化させる。
・交通ルールを学ぶ勉強会を実施する。
・特に小学生の登下校の引率は可能な限り
職員が行う。
・楽器の練習やカラオケ等音楽を通じて情緒の
安定をはかる。
・手洗い・うがい・消毒の励行及び3密(密閉・
密集・密接)を避ける事を徹底する。
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(2)児童と職員との
愛着関係や信頼関係
の形成 |
@児童への個別対応・面接の実施
A幼児養育の充実
Bケース担当職員によるバースデー
おでかけの実施
C園内クラブ活動の活発化
Dホーム単位のおでかけや旅行の
実施 |
・施設長、個別対応職員、心理士による児童面接
を実施し、児童家庭支援センターコスモスとの
連携や外部のセラピーを利用する。
・CSP(コモンセンス・ペアレンティング)の子
育て支援プログラムを活用し、躾のスキルを向
上させる。
・CARE(チャイルド-アダルト リレーション
シップ エンハンスメント)の子どもとの
絆を深めるプログラムを導入する。
・幼児の発達過程の特性に配意した養育や、個別
での就学前教育を行う。
・七五三のお祝いを行う。
・地域の丸石保育園の園庭開放に参加する。
・1対1のおでかけにより、生育歴のふりかえり
などを通じ職員・児童の信頼関係を深める。
(感染症等の影響で実施できない場合は1対1
で話す等の時間を設ける)
・スポーツクラブ、音楽クラブにより、愛着関係
を厚くする。
(大きな公園での運動遊び及びさくら広場を
利用した園内スポーツ大会の実施)
・ホーム内の絆を深め、児童間の信頼関係や協調
性を養う。 |
(3)在園中及び退園後
の自立支援 |
@整理、整頓、挨拶などの基本的
生活習慣の向上
A学力の向上
B退園児との交流 |
・5S運動(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)
を実施し、身辺自立、社会的自立への支援と
衛生面の充実をはかる。
・地域の方や支援者等への挨拶を励行する。
・自立が近い児童を対象に、美容院や理容院に
行く練習をする。
・漢字検定、数学検定等資格取得を奨励し、基礎
学力を向上させる。
・中学生を主な対象とした塾等を利用し、基礎
学力を向上させる。
・小学生の学力向上のため、施設内で学習支援
事業を行う。
・少なくとも退園後3年間は可能な限り施設長や
担当職員との連絡や面接を実施し、退園児の自
立を支援し、退園生が施設と交流しやすい環境
を整備する。
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(4)家族、行政、幼稚園
学校、地域との連携 |
@家族、行政、幼稚園、学校、地域
との連携の充実
A短期里親の拡充
B地域との交流の充実
|
・家庭支援専門相談員により、家庭訪問を実施す
る。
・行政、幼稚園、学校、施設、保護者の四者連携
により、児童の養育情報を共有化すると共に養
護の充実をはかる。
・里親支援専門相談員を配置し、里親会及び行政
との連携により、フォスタリング業務の一部を
実施する。
・丸石地区行事へ参加するなど、地域との交流及
び貢献(自主的な地域清掃)に積極的に取組む。
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(5)人材の育成と
職員間のコミュニ
ケーションの充実 |
@キャリアパス制度の活用
Aユニットリーダー及びグループ
ケアリーダーの配置
B職員会議、ミーティングの充実
Cケース担当制の実施 |
・キャリアアップをはかるため、担当職務と各種
研修会への参加をリンクさせる。
・スーパービジョンの実施によりOJTを充実
させる。
・目標管理と自己啓発を充実する。
・ユニットリーダー及びグループケアリーダーの
配置による、ホーム運営の充実と報連相の徹底
及び人材育成をはかる。
・児童養育情報の共有とOJTにより、養育能力
を向上させる。
・ユニットリーダーやグループケアリーダーに
よる職員面接・指導を実施し、スーパーバイ
ザー機能を充実させる。
・担当児童の養育を充実させる。 |